【大人と子ども】世界中のボードゲームではじめるプログラミング学習(1歳、3歳、4歳、5歳)
この記事ではボードゲームではじめるプログラミング学習についてご紹介します。
- プログラミング教育とは
- プログラミング思考力
- 3歳からのプログラミング的思考に
- 1歳からの「育脳」にも使える!
- 4歳からのプログラミング的思考に
- 5歳からのプログラミング的思考に
- MIND LAB(マインド・ラボ)とは?
プログラミング教育とは
文部科学省が小学校におけるプログラミング教育を2020年から必修化することを発表しましたが、プログラミング教育とは、コンピューターを使えるようになる事が目的なのでしょうか?
プログラミング教育は難しいPC言語を覚えることではなく、プログラミングに必要な「考える力」の習得、すなわち「プログラミング的思考力」の習得を目的としています。
今の子どもたちのすぐそこにある未来は、これまでの前例のない世界です。
そこで生き抜く力は、プログラマーがソフト開発のプロセスにおいて重要となる、論理的思考力や問題解決力、批判的思考力や想像力など様々なスキルなのです。
世界中のプログラミング教育では、ボードゲームがその重要な教育ツールとして活用されています。
プログラミング思考力
・論理的思考力
・問題解決力
・想像力 など
①なぜこうなるのか?
↓
②どうしたらできるのか?
↓
③どうやってやるのか?
↓
④実施
↓
⑤結果はどうだったか?
↓
①なぜこうなるのか?
3歳からのプログラミング的思考に
KATAMINO(カタミノ)
対象年齢3〜99歳
プレイ人数1〜2人
問題は500問。解答数は、36,057通り
カタミノは付属の問題集に出題された課題を、どうやったら解くことができるのかを考える脳トレです。スライダー(仕切り棒)で区切ったスペースに問題集で決められたブロックをパズルのように組み合わせ収めます。徐々にピースが増え難易度が上がります。
幾何学図形が空間認識力、数学的論理性を育む
カタミノで遊ぶ事は、空間認識力のスキルをつける作業をしていることになります。ただ闇雲に直感でブロックを埋めていくことから、数学の証明問題を解くように「Aのブロックがこの場所にあると残りが入らないので、Aはこの場所ではない」というように数学的論理性が自然と身につきます。
1歳からの「育脳」にも使える!
育脳は3歳までに始めるのが効果的!
積み木遊び
形の違いを認識し高さや重心を考えてピースを積んで、作る、崩すを繰り返し集中と発散をバランスよく体験ができます。
色遊び
ピースの色は黄、ピンク、赤、青、緑
折り紙などを用意し、それと同じ色のピースを置くように練習を繰り返しましょう。色を認識し、色の名前も覚えられます。
型はめ
ピースを裏返したり反転させたり型はめパズルに挑戦。形や空間認識力を高めます。
4歳からのプログラミング的思考に
ZINGO(ジンゴ)
対象年齢4〜99歳
プレイ人数2〜6人
英語でビンゴ!シンゴは、英語とビンゴゲームを掛け合わせたアクションゲーム
配布されたカードに描かれている英単語の上に英語タイトルを置いていき、カードを埋めていきます。
ROBOT TURTLES(ロボット・タートルズ)
対象年齢4〜108歳
プレイ人数1〜4人
Googleのプログラマーが開発!PCを使わない、プログラミング学習ゲーム
グーグル社のアントレプレナーが自分の3歳の子にゲーム方式でプログラミングを教えるために開発し世界中で話題となったボードゲーム。プログラミングに必要な要素がぎっしり詰まっており、「考え」を「見える化」する仕組みが子どもの思考をグンと伸ばします。カメが宝石までたどり着く道のりをカードでプログラミングする非競争ゲームで家族で楽しめます。
5歳からのプログラミング的思考に
RUSH HOUR JR(ラッシュアワー ジュニア)
対象年齢8〜99歳
プレイ人数1人〜
論理的思考で問題解決力を育む世界的パズルゲーム
自分の車を脱出させるため、他の車をどう移動させるか論理的に考えるパズルゲーム。解答は10手以下で終わるものから50手程かかるものまで。世界教育メソッド「マインド・ラボ」の教材としても有名。また高IQ団体「メンサ」の認定ゲームでもあることから、論理的思考ゲームとして広く認知され、プログラミング的思考力を鍛えるゲームとしても活用されている。
BALANCE BEANS(バランス・ビーンズ)
対象年齢5〜108歳
プレイ人数1人
プログラミングに必要な論理性と算数脳を鍛える幼児教育ツール
出題カードに従って、赤のお豆さんをセットし、シーソーが平行になるには課題のお豆さんをどこに乗せればいいか?というロジックげ0無。実はこれ、算数計算で乗せるべき場所を導き出せるという算数ゲーム。プログラミングに大切な思考プロセスを鍛錬する論理性と数字(算数)的要素が楽しい幼児教育ツールです。
HOPPERS(ホッパーズ)
対象年齢5〜99歳
プレイ人数1人〜
頭の中で数手先まで計算する「空間計算力」
ペグ・ソリティアでお馴染みのジャンピング・ゲーム「ホッパーズ」は、池の蓮の葉に乗ったカエルを最後に1匹だけにする方法を探るゲーム。どの順番で飛べばいいか、それが果たして最後に1匹にできる飛び方かを試行錯誤して導き出す空間計算ゲーム。
QUORIDOR KID(コリドール・キッズ)
考える力がつく論理的な分析力と実行力
SEやプログラマーが持つ。論理的に課題を解決していくスキル。世界中の頭脳派が好むコリドールシリーズは、そんな「考える行為」を楽しむゲームです。相手の防御フェンスの残数、ゴールまでのマス目数、左右前後の状況から、次の手段とその結果の予想を行っていき、論理的に結果を導きます。
MIND LAB(マインド・ラボ)とは?
ボードゲームは、「考える力」を学ぶ教育ツール。
子供達のために新しい教育にチャレンジしよう。世界15カ国の先進校で採用されている、イスラエル発祥の独創的教育メソッドMIND・LAB(マインド・ラボ)は、学校教育に戦略性の高い様々なタイプのボードゲームを使って「考える力」を学ぶ教育プログラム。テストで点数を採ることだけでなく、学業やスポーツ、友人関係やあらゆる社会環境での「生きる力」をつけることを目的に、幼児教育から小学校、中学校までの教育過程を12のグレードに分けて、それぞれの段階で必要なスキルをプログラム化している。本来は大事なんだけど学校では教えにくいことを、ボードゲームを使って疑似体験するというイメージです。